いつもの食卓:かぼちゃのケーキ

やっと秋らしい寒さになってきましたね。急に寒くなると寒さに慣れていないせいかすご〜く寒く感じます。トラジロウも夜になると膝の上に乗って寝たり、布団に入って背中を押し付けてきたりと、人の温かさで暖を取っている今日この頃です。

さて、先日、私の大好きな師匠のお宅にお邪魔する機会がありました。普段からちょっと気の利いたホームメイドのものをいただいていて、そのお料理の腕前はピカイチで憧れの存在です。先日も、さりげなく出していただいた手作りのケーキがおいしくて、その心遣いや居心地のよい空間の作り方を見習いたくなりました。

私は料理が得意ではないのですが、簡単なお菓子はときどき作ります。高校生の頃はお菓子作りにハマっていて、よく作っていましたが、最近はいろいろな工程が面倒に感じてしまったり、洗い物が多くなるようなレシピだとそれだけで続かなくなります。シンプルな工程で、おいしさは家庭的なレベル。カラダに優しくて、甘すぎなくて、飽きのこないお菓子を探し続けて見つけたのが、この「かぼちゃのケーキ」です。

かぼちゃケーキ

小麦粉がとっても少ないので、オーブンで焼く前はとろとろの液で少し不安になりますが、焼き上がって冷蔵庫で冷やすと、かぼちゃプリンを硬くしたような食感になります。しかもミキサーひとつで作れてしまうという手軽さ。ラム酒を入れて少し大人風にしてみたり、シナモンパウダーを入れたり、かぼちゃの甘さで砂糖の量を調節して好みの甘さにして作っています。かぼちゃは畑で採れた小さなかぼちゃで作っています。

無農薬かぼちゃ

お料理もお菓子も、たくさんの種類のものを作れたらいいのかなと思っていましたが、最近はそうでもないような気がしてきました。同じものを作り続けて、定番にしていくことで、気楽に作れるようにしておく。こっちのほうが、自分に合っているような気がします。

さつまいもをたくさんいただいたので、次回は同じレシピでさつまいもバージョンを作ってみようと思います。